Materiality

マテリアリティ(重要課題)

マテリアリティの特定

マテリアリティの特定

サムティグループのマテリアリティ

Environment
環境
人と自然が共生する社会の実現
  • 気候変動の深刻化/脱炭素社会の推進
  • 自然災害(地震災害含む)等対策
7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに13: 気候変動に具体的な対策を
情熱を持った人材の育成と獲得
  • 従業員の成長/人材育成の推進
  • 事業競争力を高めていくための人材獲得
  • ライフスタイル及び働き方の多様化/従業員の働きがいの向上/ワークライフバランス
5: ジェンダー平等を実現しよう8: 働きがいも経済成長も10: 人や国の不平等をなくそう
創意工夫を持った新たな商品・サービスの提供
  • 顧客・社会の多様なニーズの実現
  • 地方活性化
  • 安全・安心な社会への貢献
11: 住み続けられるまちづくりを12: つくる責任つかう責任
Governance
ガバナンス
倫理観を持った企業活動
  • ガバナンスの高度化
  • 人権に関する取り組みの向上
16: 平和と公正をすべての人に

マテリアリティ特定のステップ

図

①社会課題のリストアップ

GRIスタンダード※1やSASB※2などの国際的なフレームワークやガイドライン、メガトレンドなどを参照しながら環境・社会・ガバナンス面での課題を広範囲に34項目リストアップしました。
また抽出にあたっては、サムティが関連する、あるいは関連する可能性がある事業領域、そのバリューチェーンを範囲として、社会・環境変化や規制・政策動向、ステークホルダーからの要請事項などを考慮しました。

  • ※1 GRIスタンダード:報告主体が経済、環境、社会に与えるインパクトを報告し、持続可能な発展への貢献を説明するためのフレームワークです。
  • ※2 SASB:Sustainability Accounting Standards Board(サステナビリティ会計基準審議会)の略称で、2011年に米国サンフランシスコを拠点に設立された非営利団体です。

②重要度評価

リストアップした課題の中から、重要度評価を行いました。今回のマテリアリティ分析では、「社会・環境にとっての重要度」と「事業にとっての重要度」の2軸で評価し、優先順位づけを行っています。
「社会・環境にとっての重要度」では、ESG評価機関での要請事項を元に、それぞれ5段階の評価基準により定量化を行っています。また「事業にとっての重要度」では、発生した場合に失われる利益の大きさ、創出される利益の大きさ、すなわち、財務的影響に応じて5段階の評価基準を設定しています。

③特定された重要課題(マテリアリティ)

図

④妥当性確認

これらのマテリアリティの評価プロセスおよび分析結果の妥当性を検証し、優先的に取り組むべきマテリアリティを確認します。
本マテリアリティ特定プロセスは、定期的に見直しを行います。この見直しにより、課題設定と計画の妥当性を担保します。

2022年度以降の取り組み

今後は、特定されたマテリアリティについて、目標・KPIを設定しマネジメント体制を構築していきます。
また、サムティグループでは、社会環境の変化や事業環境の変化に伴い、定期的にマテリアリティ分析の内容を見直す必要があると認識しています。

ディ・エフ・エフ