サムティグループは、「倫理、情熱、挑戦、そして夢の実現」を企業理念に掲げ、自社にとどまらず、お客様やパートナー企業など、私たちの事業に関わる「全ての人の夢を実現させること」を目指してまいりました。サステナビリティに取り組み、社会課題の解決と持続可能な社会の実現を目指すことは、果たすべき当社グループの役割であると考えております。
この基本認識の下、事業活動を通じた社会課題の解決に率先して取り組み、各ステークホルダーの期待と信頼に応えるため、2021年に「サステナビリティ基本方針」を策定いたしました。本方針では、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の3つの側面に焦点を当て、「環境への配慮」「地域との共存」「人を大切にする企業の実現」「企業理念の徹底」の4つのテーマを軸に、サステナビリティ経営の高度化を図っております。また2022年度には、環境・社会・ガバナンス面での課題を「社会・環境における重要度」と「事業にとっての重要度」の2軸で評価し、マテリアリティ(重要課題)を特定いたしました。
特に国内外に事業を展開する総合不動産会社である当社グループにとって、人と環境への配慮は、事業を継続する上で必要不可欠です。当社グループは、“人と自然の共生”をテーマに掲げ、エネルギーや資源に配慮した物件の開発・供給を行うとともに、「BELS認証」をはじめとする外部評価機関による認証・評価の取得を積極的に進めております。物件の開発・運用管理から供給に至るまで、多様化する社会的要請やテナントニーズに即応し、各地域の特色に応じた不動産開発やサービスを提供することで、短期的な利益追求だけではなく、中長期的な視点から持続可能な企業価値向上を目指してまいります。
サムティグループは、引き続きステークホルダーの皆様の期待と信頼に応えられる企業であり続けるよう努め、地域と共存し、社会と共に成長してまいります。今後も一層のご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。